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36時間外協定

労働基準法違反:容疑で社長ら書類送検--福岡中央労基署 /福岡

 福岡中央労働基準監督署は25日、博多区吉塚の縫製会社「野口服装」と男性社長(62)を労働基準法違反(時間外労働など)容疑で福岡地検に書類送検した。
 容疑は09年12月~10年2月、22~34歳の中国人実習生6人に、それぞれ1カ月に休みを1~3日程度しか与えず、労使協定で定められた月42時間を超える最大128時間の残業をさせていたとしている。社長は容疑を認めているという。
 基準監督署によると、実習生が10年2月に「長時間の労働をさせられ、休みもほとんどない」と相談に訪れた。残業代は時給400~500円しか払っていなかった。会社側が1人あたり最高約85万円の和解金を支払い、既に実習生は帰国している。
〔福岡都市圏版〕

[毎日新聞社 2011年5月26日(木)]

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