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虚偽報告をしたために書類送検

労基法違反:中国人を低賃金雇用 容疑で縫製業者を書類送検 /岐阜

 岐阜労働基準監督署は9日、中国人技能実習生を雇用していた岐阜市三田洞の男性縫製業者(66)と妻(63)を最低賃金法と労働基準法違反の疑いで書類送検した。
 同労基署によると、縫製業者らは、09年7月21日から昨年3月20日まで雇用していた中国人技能実習生4人に対し、当時の県最低賃金(時間額696円)を下回る賃金で働かせ、休日労働や時間外労働の割り増し分を支払わなかったなどの疑い。09年10月7日に同署の監督官が立ち入り調査した際、業者は虚偽の帳簿を提出するなどし、是正勧告したが改善されなかったという。【山盛均】

[毎日新聞社 2011年3月10日(木)]

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