労働基準監督署>労働基準監督署に関するニュース>労働基準監督署に逮捕された

労働基準監督署に関するニュース <11>-2
労働基準監督署に逮捕された

ヨコタ東北 労災容疑で書類送検=山形

 食品容器メーカー「ヨコタ東北」(新庄市)の男性社員が機械に挟まれて死亡した事件で、新庄労働基準監督署は27日、同社と新庄工場長の男(34)(業務上過失致死容疑で逮捕済み)を労働安全衛生法違反(機械による危険の防止)の疑いで山形地検新庄支部に書類送検した。
 発表によると、同社は事故が起きた機械の安全装置のセンサーが作動しないようアルミ板で固定し、粘着テープでとめるなどして危険防止のために必要な措置をとらなかった疑い。
 同社は「機械製造メーカーに安全装置を外して使う方法を教わった」と主張。メーカー側は「きちんと使用方法を説明し、安全装置を有効にしてから機械を引き渡した」と反論している。
 このほか、同社と新庄工場長、現場を統括する代表取締役の男(66)の3者について、同法違反(安全装置等の有効保持)の疑いで同支部に書類送検した。

[読売新聞社 2010年7月28日(水)]

<<前のページへ 次のページへ>>