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労働基準監督署に逮捕された

労災で社長ら書類送検=兵庫

 神戸市須磨区で2007年4月、ビルの地下にある汚水槽で作業していた男性作業員2人が窒息死した事故で、神戸西労働基準監督署は5日、2人が勤務していた建設会社「松山工務店」(神戸市須磨区)と業務上過失致死容疑で逮捕された同社社長・李載元容疑者(75)を労働安全衛生法違反容疑で書類送検した。
 発表によると、同社などは07年4月20日、商業ビル地下1階の汚水槽の点検を作業員2人(いずれも当時61歳)に指示した際、酸素や硫化水素の濃度を測定せず、酸素マスクなども準備していなかった疑い。

[読売新聞社 2010年3月6日(土)]

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