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虚偽報告をしたために書類送検
運送会社など書類送検＝多摩
青梅労働基準監督署は１日、青梅市吹上に本店を持つ運送会社「豊栄運送」と同社の男性社長（３９）ら２人を、労働基準法（労働時間）違反の疑いで地検立川支部に書類送検した。
発表によると、同社は一方的に指名した労働者代表と時間外労働に関する協定を締結し、昨年８月１日から同年１０月末までの間、従業員４人に対し、週４０時間の法定労働時間を超え、延べ３６回にわたり、最大５２時間１５分の労働をさせるなどした。
また、同年１１月１８日、監督指導に訪れた同署監督官に対し、法定労働時間内のように、運転日報などを改ざんして提出し、虚偽の報告をした。
[読売新聞社 2010年3月2日(火)]
