労働基準監督署>労働基準監督署に関するニュース>外国人研修生

労働基準監督署に関するニュース <4>-3
外国人研修生

賃金の支払い求め中国人実習生提訴=山梨

 国の外国人研修・技能実習制度を利用して来日した中国人の技能実習生の女性6人が「最低賃金を下回る賃金で働かされたうえ、暴行を受けてけがをした」として、昭和町のクリーニング会社「テクノクリーン」などを相手取り、未払い賃金と慰謝料など約3500万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、甲府地裁(林正宏裁判長)であった。クリーニング会社側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を見せた。
 このクリーニング会社を巡っては、甲府労働基準監督署が2009年4月に最低賃金法違反の疑いなどで、南甲府署が10年1月に傷害の疑いでそれぞれ甲府地検に書類送検したが、同地検は両容疑について不起訴とした。処分の理由は説明していない。

[読売新聞社 2011年2月23日(水)]

<<前のページへ 次のページへ>>